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新型コロナウイルスワクチンについて宇都宮市の佐藤 栄一市長が18日、臨時の会見を開き、接種実施計画の概要を明かにしました。
新型コロナウイルスワクチンの接種方法として、宇都宮市では主に医療機関で接種を受ける「個別接種」と市民センターなどで大勢の人と接種を受ける「集団接種」の2つを想定しています。
個別接種会場となる医療機関は200カ所以上、集団接種会場となる施設は17カ所を見込んでいます。
会見で佐藤市長は身近なかかりつけ医から接種が受けられる「個別接種」をメインとして考え、個別接種を受けられない人向けに「集団接種」を併用して運営していく方針を示しました。
接種の対象となるのは原則、接種順位ごとの開始日に住民基本台帳に登録されている人で「医療従事者」「高齢者」「基礎疾患がある人」「一般の人」の順に接種が進められていきます。
医療従事者は3月中旬の高齢者は4月からの接種開始を見込んでいて、案内の通知や接種券は接種ができるタイミングになるとそれぞれハガキが送られてくるということです
通知をもとにウェブサイトやコールセンターで予約をして接種をすることになります。
一方で一般の市民の接種の時期について佐藤市長は「ワクチンが届かないことにはスケジュールを立てられない。6月以降になると予想している」と述べました。
宇都宮市では今後、集団接種の訓練を行い、3月1日には市民向けのコールセンターを開設して市民への説明を進めていきます。
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