0
宮城県は4月から始まる新年度の一般会計当初予算案を発表しました。震災関連が大幅に減る一方、コロナ関連が急増し、総額は10年連続で1兆円を超えました。
村井知事が「富県躍進新ビジョンスタートアップ」と名付けた2021年度の一般会計当初予算案。震災に関するものが前年度比8割減の410億円まで減る一方、新型コロナ関連がおよそ1000億円にふくらみ、総額は10年連続で1兆円を超す、1兆532億円となりました。
このうち、新型コロナ対策では病床の確保など医療体制の整備費に136億円。軽症者の宿泊療養施設や高齢者のケア付き宿泊療養施設の確保に合わせて49億6000万円。ドライブスルー検査の拡充に7億6000万円などが盛り込まれています。
県の新年度当初予算案は、さらなる時短要請に備えた協力金など総額90億円の追加補正予算案とともに2月16日に開会する県議会2月定例会に提出されます。
【コメント】