【油断大敵】収束にはまだ遠いです!

新型コロナ 厳戒成人式、異例の門出

新型コロナ 厳戒成人式、異例の門出 参考画像 国内の話題

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新型コロナウイルスが感染拡大する中、県内で9日、厳戒態勢を敷いた成人式が始まった。中止・延期した26市町村を除く18市町村が、11日までの3連休に式を開く。この日は那珂市と東海村が実施。会場では検温や3密を避ける対策が徹底され、時間短縮の上で2部制とした。会話を避け、国歌は音楽のみ、式典後の同窓会は自粛を要請。マスク姿の新成人たちは「華やかな式ができず残念」「ほっとした」と複雑な表情を見せ、異例づくしの式典になった。

■那珂市

 那珂市の成人式は同市戸の那珂総合公園アリーナで開催。新成人557人のうち約397人が参加した。例年は一堂に集まっていた式典を2部制に変更し、慎重な参加判断をホームページなどで呼び掛けてきた。

 会場入り口には消毒液やサーマルカメラを配置。振り袖やスーツ姿の新成人が順番に立ち止まり検温した。座席は前後左右1㍍ずつ間隔を取って用意した。式典の時間は前年より30分程度短縮。国歌斉唱は声を出さず、音楽のみ流した。出身中学ごとにマスク姿で記念撮影し、級友や恩師と再会を喜び合ったが、一貫して静かな式典となった。

 先﨑光市長は「10年前に東日本大震災を経験した。地震は復興に向かえばいい。コロナは違う。激しい勢いで私たちに迫っている」と前置きし、3連休中の会食を控えるよう求めた。

 実行委員長の菱沼未来さん(19)は「式典を催していただき心から感謝する。大人として行動に責任を持ち、社会に貢献していきたい」と謝辞を述べた。

 新成人の会社員、楠見将希さん(20)は「開催してくれたのはうれしい」と目を細めていた。

■東海村

 東海村は、同村船場の東海文化センターで開催。302人が参加した。時間を例年の2時間半から30分に大幅短縮。2部制で親族の入場は禁止、記念撮影もなし。会場には「会話は極力しないでください」と張り紙。「例年と全く違う特別な式典」(村生涯学習課)となった。7日に出された県の外出自粛要請を受け、恩師のビデオメッセージまで中止する徹底ぶりだった。

 山田修村長は「仲間や恩師と再会し、互いの成長を確認し合うことは大切と思い、開催を決めた」と強調した。

 終了後、写真撮影や思い出話に花が咲く新成人に、配置した9人の警備員がプラカードを持って「離れてください」「速やかに退場を」と呼び掛けた。

 東海中学区の実行委員長、岡部俊佑しゅん/すけさん(20)は「不安だっが、無事終えることができてほっとしている。例年のような華やかな式ができず残念」と複雑な表情を見せた。東海南中学区の実行委員長、田谷典佳のり/かさん(20)は「大事な式を壊したくない」とPCR検査で陰性を確認し、2週間以上前に帰省して備えたという。

 実行委員の安藤沙雪さん(20)は「戸惑いばかりだった。来年の子たちはいつも通りの式ができれば」と願った。鹿山特ひとつさん(20)は「もっと話して盛り上がりたかった。同窓会もなくなり、静かに過ごすしかない」と話した。

(高岡健作、磯前有花)

【コメント】

  1. 自分や身近な人の命を危険にさらしてまでやることなのかね。

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