福岡県の9月の有効求人倍率は、求人数と求職者数が同数の1.00倍で、9カ月連続の低下となりました。
新型コロナウイルスの影響で、厳しい状況が続いています。
福岡労働局によりますと、有効求人倍率1.00倍は、前の月を0.03ポイント下回っていて、2014年10月以来の低い数値となりました。
新規の求人数が、前年の同じ月と比べて3.2パーセント減少したことが要因の1つです。
特に宿泊業・小売業、飲食サービス業などでは、求人を手控える傾向が強くなっています。
福岡労働局の藤枝茂局長は30日午前の会見で「GoToキャンペーンの期待はあるものの、(新たな)求人の増にまでには至っていない」と述べています。
なお、九州・沖縄全体の9月の有効求人倍率は0.98と、5年5カ月ぶりに1を割り込んでいます。
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