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岩手県は、入院中だった新型コロナウイルスの患者1人の死亡と、新たに4人の感染が確認されたと発表した。
また、クラスターとなった雫石町の鶯宿温泉病院では、12月14日から国のクラスター対策班が活動を始めた。
県は入院中だった新型コロナウイルスの患者1人が、14日、死亡したと発表した。
死亡した患者は、高齢者で基礎疾患があったという。
県内の死者はこれで10人となった。
県医療政策室 工藤 啓一郎 室長
「40代だと死亡率は0.1パーセント。これが70代になると5.7パーセント、80代以上になると14パーセントと急激に上がってくる。ある程度年齢の若い人が気を付けていかないと、高齢者に感染させてしまう」
また、新たに感染が確認されたのは、盛岡市の10代男性と花巻市の40代と70代の男女3人の合わせて4人。
このうち盛岡市の10代男性は、クラスターとなった雫石町の鶯宿温泉病院で感染が確認されている職員の家族。
この病院の関連で検査の対象となっている人は約700人に上り、これまでに70人の感染が判明した。
国のクラスター対策班は、14日からこの病院に入り、1週間程度をかけて感染経路などを調査する。
また、花巻市の40代と70代の男女3人は、感染が確認されている大迫総合支所の職員の家族。
県内の累計の患者数はこれで306人となった。
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